無為徒食

雑多な日々を雑多なままに。

【Web記事を書くのが怖い。】

みなさんはご存知でしょうか。
これは、セブルス・スネイプがグリフィンドール寮に所属していた頃のことです。
 
……どんな記事であれ、上記のような書き出しはよろしくありません。
セブルス・スネイプが所属していたのはスリザリン寮だからです。

インターネットでは、些細な間違いや勘違いであっても「誤り」はマウントの対象となります。
文法の誤りや誤字脱字、誤用。原典の読み込みや時代考証の不足、根本的な勘違いなど、様々な点に注意を払って記事の作成は行われなければなりません。
また、故意ではなくとも人を傷付けたり悲しませたりしてはいけません。こちらに関しては詳細は述べません。良くないことだから、です。


ところで、最初の文章を読んだ人のパターンは大きく3つに大別できるのではないでしょうか。

①「お、なんだなんだ?」と思ってそのまま読み進める人。
②「なんかおかしくね?」「そうだっけ?」と違和感を抱き、セブルス・スネイプのことを調べ、誤りを確信する人。
③「いや、スリザリンだろ。記憶力があんまり良くない人か?記事読む価値もねぇわ」と思って、そのままブラウザバックをする人。

ただただ暇つぶしをしたいだけ、というときには①のようなパターンになることもあるでしょうし、自分の好きな話題や明るい分野のことであれば③のようなパターンになることもあるでしょう。

……すみません。
本当はわかってるんです。
「3つに大別とか言ってんじゃねぇ。俺は別のリアクションだ」なんて人もいるでしょう。
……いえ、違いますよね。
みなさんはそんな汚い言葉は使いません。
「私はこの記事の内容が間違っているとはわかりつつも、読み進めます」みたいな人もいますよね。

インターネット記事は、多種多様な読者のことを想像しながら書き進めないといけないんです。
それって、怖くないですか。
私はそれが怖いんです。
自分の文章によって読者がどんな顔になるのか。それを考えるのが怖い。
怖い。
怖すぎる。
インターネット・コワスギシンサク。

ほらね。
そういう顔する。


冒頭で
「どんな記事であれ、上記のような書き出しはよろしくありません。
セブルス・スネイプが所属していたのはスリザリン寮だからです。」
と書きましたが、この記載も怖くなってきました。

「セブルス・スネイプがグリフィンドール寮に入っていたら、というIFストーリーを書いてはいけないんですか!?」
「彼をナチュラルボーン・スリザリン扱いするんですか!?」
みたいな方もいるかもしれません。

うるせぇ。
どうせお前らが好きなスネイプ先生はお絵描き交流サイトのエコーチャンバーで醸造された原作とは似ても似つかないやつだろ。
偉そうにすんな。

……やってしまった。
こういう角が立つ言い方をするとインターネットではすぐに炎上してしまいます。

ごめんなさい。
記事のためなんです。
本当は、ファンの交流によってジャンル全体が活性化し、多面的な展開をしていくことは喜ばしいことだと思います。
作品の楽しみ方に貴賎は無いと確信しているものであります。

それぞれが思い思いの形で作品を楽しみ、ジャンルそのものも、個人の気持ちも大きく成長していくものですからね。


「怖い」と「成長」でAIのことを思い出しました。
AIブームも怖いですね。
この文章も、インターネットに出したら「どうせAIが書いてるんだろ」と思われるんでしょうか。
でも、どうやってAIが書いたのか人間様のオリジナルなのかを判断するのでしょう。

もう10年以上昔のことですが、大学生の頃、文章校閲のアルバイトをしていた友人が話していたことを思い出します。

「送られてきた文章がインターネットからの流用かどうかを確認するために特別なソフトに文章を入力し、Wikipediaや個人サイトからの剽窃(盗用、パクリ)ではないかを判断する」
ということができたらしいです。
ですが、それも10年以上前の話。

今では「AI文章チェッカー」みたいなソフトもあるんでしょうか。
でもきっと、今度は「AI文章チェッカーすり抜けソフト」みたいなものを開発する人も出てくるんでしょう。
そうすると今度は「AI文章チェッカーすり抜けソフト絶対許さないマン」みたいなAIができるんでしょうね。

あぁ、またやってしまった。
「絶対許さないマン」を茶化す意図は本当に本当に無いんです。
こういうミーム……
……ミーム
これも用法を間違えると槍玉に挙げられ……
……槍玉???

 

もうダメだ。
この一億総監視社会では何を言っても燃やされてしまうかもしれない。

この発言だって「一億総活躍社会」をバカにしてるのかと思われるかもしれない。

違うんです。
昔から、「素敵だな」と思った詩やフレーズをノートにまとめる趣味があったんです。

これは確実に一線超えました。
自分でもわかります。
誠に申し訳ございません。
以降、読んだ人が不快に思うような文章は書かないよう尽力いたします。
みなさんも、インターネットで記事を書く際は決して炎上することのないよう、曖昧な知識で余計なことを言わず、他者を不快にさせることが無いよう気をつけましょう。

 

インターネットのこと考えてると本当に怖くなってきました。

文章も散らかったまままとまりがなくなってきました。

本当はまだまだ言いたいことがあるのに。電車の中で「ブシモ!!(東條希」って鳴らしてしまってから電車に乗れなくなった話もしたかったのに。

 

でももう終わりです。

何を言っても炎上する恐怖に耐えられません。
もう、本当に。
もう本当に辛い気持ちになってきました。

もぅマヂ無理。セクタムセンプラしょ。。。。

 

あぁ、またやってしまった。